やりたいことが浮かんだら、すぐに道具を増やす前に5つだけ書いてみましょう。「誰向け?」「何を完成とする?」「なぜ買う?」「どう売る?」「次に何する?」です。
時間は取り組み方の提案で、作業時間や収入を保証するものではありません。
問いを増やすより、同じ5問に戻る
「学習アプリを作りたい」「作品を売りたい」「在宅で収入を増やしたい」。実際の相談で出た問いを整理すると、毎回同じところに戻りました。作れるかどうかだけでなく、完成・販売・継続まで考えるための5問です。ここでは相談者が特定される情報を省き、誰でも使える形にしています。
- 誰向け?
- 何を完成とする?
- なぜ買う?
- どうやって知ってもらい、売る?
- 次に何をする?
その前に、一番の目的はどれ?
「副業でお金を増やしたい」「楽しい遊びアプリを作りたい」「学習アプリを形にしたい」。どれも大切ですが、最初に取り組む順番は変わります。今月の収入が必要なら報酬条件が明確な仕事も比較する。作る経験を優先するなら小さな試作品から始める。「何を作りたい?」と同時に「どんな働き方をしたい?」も書きましょう。
1. 誰向け? 何に困っている?
「みんなに使ってほしい」では、作るものを決めにくくなります。たとえば学習アプリなら「何年生の、どの学習で、どこにつまずく人か」を一つ仮に決めます。本人が使うのか、保護者や先生が選ぶのかも分けて考えましょう。ここで書く答えは仮説で、実際に必要とされるかは後で確かめます。
2. 何を完成とする?
「アプリができた」だけでは完成条件が曖昧です。「最初の1問を表示する → 答える → 正誤と説明を見る」まで動けば最初の試作品とする、のように区切ります。LINEスタンプなら、一枚絵ではなく、必要な画像を切り出し、文字とサイズを整え、保存して申請条件を確認できたところまで。完成の線を引くと、次の作業が見えます。
3. なぜ買う? 誰が払う?
「300円を払う理由を3つ言える?」と考えてみます。無料の代わりと比べて何が助かるのか、使う人と払う人が違うなら双方にどんな価値があるのか。自分が好きなものを作る喜びも大切ですが、販売を目指すときは購入する側の理由を別に確かめます。
4. どうやって知ってもらい、売る?
公開ボタンを押した後、誰がどこで見つけるでしょうか。検索、SNS、既存の相談先など、まず一つの経路を選びます。見られた数、商品ページへのクリック、購入・申込みを分けて記録し、止まった場所に合わせて説明や届け方を直します。
5. 次に何をする?
答えを全部埋めてから動く必要はありません。「対象を一人に絞る」「一つの作品を完成させる」「使う人に見本を見せる」のように、今日できる一手を書きます。試した後に同じ5問へ戻り、答えを更新しましょう。
売るために必要なこと
誰が使うかを仮に決め、小さな完成品を見せる。反応を「見られた・クリックされた・売れた」に分けて確認し、次の修正を一つ選びます。
どんな人に向いている?
向いている人
やりたいことはあるけれど、最初の一歩や完成の線引きで迷っている人。
先に立ち止まって考えたい人
今すぐ生活費が必要で、未検証の商品販売だけに頼ろうとしている人。収入条件の明確な仕事も並行して比べましょう。